グリーフケアスクール
  • 協会からのお知らせ
  • 図書室
  • アクセス
  • リンク集
  • 周辺観光

葬儀従事者さま向け カリキュラム・スケジュール

上級(葬儀従事者さま向け)

緩和ケア医師・在宅医師から、事前相談に来られる高齢者・家族のおかれた状況と医療者の丁寧な関わりを学びます。
加えてコンサルタント・遺族会代表・臨床心理士・看護大学教授という様々な目線から学び、自社と地域で活用するための方法を学びます。
初級・中級で学んだスキルを用いた、ワークショップ形式での授業も行います。

■カリキュラム

上級
 月2日間、3カ月の講義です。(総計6日間)
 
 京都グリーフケア協会が葬儀従事者に目的として学んで頂きたいことは、受講生がグリーフケアを理解し実践する事は勿論、 勤務する企業自体がグリーフケアを軸とした葬儀スタイルの確立、運営が出来ることを目的としています。
 例えば遺族やお客様に主軸を置いた葬儀スタイルは葬儀後も顧客に対して永続的な関わりを持つことができるのは明白で、 そのスタイルが実現すればご遺族や地域社会から付加価値ある企業として新たな認識を持っていただくことができると考えています。 そのためには受講者がグリーフケア知識やグリーフサポートスキルを身につけ、 そのスキルを自助グループの形成やサービスの一環に繋げる必要があます。
 葬儀従事者コース上級編は協会で学んだ受講者が職場で何を具体的に行い、 どのような貢献ができるのかを具体的にイメージできる内容とします。 また、社内のディレクターに影響力を及ぼす遺族目線でのプランニングや仕組みを構築し、 グリーフケアを主軸にした活動をプロデュース出来る人材になれるプログラムとしています。

内容
河野 大地 「グリーフケアと組織」

  • ・グリーフケアを視点とし、組織をどの様に変えていくのか?
  • ・グリーフケアを視点とした組織はどのようにして価値を高めるか?

グリーフケアを取り巻くチームは葬儀社のみならず、病院や遺族会など多種多様に及びます。 グリーフケアを視点とした組織はそれぞれが有機的に結びつくことで価値を構成し、 対個人をサポートすることが現代社会では求められます。本講座では、 グリーフケアを視点とした自社組織や他の組織との関係構築とそれらから得られる様々な価値を考え、 自社に持ち帰った際に、実践する為の方法論を学びます。
佐藤 理子 ご遺族とのコミュニケーションを考える際には、安心して話せる環境を作った上で傾聴を行うことが必要です。
またご遺族を理解する際には、悲嘆のどのプロセスにいるのか背景を推察しながら感情に焦点を当てて傾聴する必要があります。
そのためにどんな心構えやスキルが必要か、様々なロールプレイや体験を通して学んでいきたいと思います。

講義項目
  • ・悲嘆プロセスの復習
  • ・「きく」ということの意義
  • ・安心して話してもらうために
  • ・問いかける
  • ・他者の体験を理解する
  • ・応える
  • ・リソースの発見
  • ・批判への対応
梶山 徹 がんは、本邦の死因の首位を独走し続けており、今や日本人の二人に一人ががんに罹患する時代となっています。グリーフケアは、喪失体験に伴う悲嘆反応に対するスピリチュアルケアですが、がん患者のみならずその家族も数多くの喪失を経験して、悲嘆に暮れておられます。
葬儀従事者コースの上級編として、まずはがんの終末期における臨床的な経過のあらましを説明し、病院で行われている終末期ケアの概要をお話します。とくにスピリチュアルケアにおいては、コミュニケーションスキルが大切ですので、語りを引き出す傾聴法などを体験して頂きます。より良いケアを提供し続けるためには、スタッフに対するケアも重要ですので、方策を紹介します。
ターミナルケアは、遺族のその後の人生を変えてしまうほどの影響力を持つ『明日に繋がる医療』です。患者や家族の実存的苦悩や死に関する話題にも寄り添いながら、希望を支えるケアを皆さんとともに学んでいきたいと思います。
坂下 裕子
  • ^簑欧箸梁佻辰醗簑夏瓜里痢屬錣ちあい」について
  • 非言語的コミュニケーションによるケア
  • 「わかちあい」のルール設定
     ・事前説明
     ・進行の仕方
     ・進行役の役割および心がけること
     ・始めるとき
     ・進行中
     ・閉じるときの留意点
     ・困難事例に対する検討
     ・グループが生み出すちから
  • ぜ分自身のグリーフと向き合う
     ・理論上のグリーフプロセス
     ・遺族が描いたグリーフ
     ・専門職者が描いたグリーフ
     ・自分のグリーフ
白山 宏人 在宅や施設におけるグリーフケア〜死別前と死別後の関わり
これからの多死社会を迎えるに際し、自宅や施設で最期まで過ごすという選択も言われるようになりました。約50年前の自宅で8割が亡くなる時代から、8割が病院で亡くなる現在においては、死に対する考え方や向き合い方は多様かつ繊細となっています。医療情勢の変化もあり、病院から自宅に戻ったとしても、今後をどのように過ごしていくか決めかねる中で死別となる家族もおられます。このような状況の中、グリーフケアの視点や関わりは大変重要となります。
病院という「治療の場」から「生活の場」である自宅や施設に戻るに当たり、本人の生活や生き方を大切にしていく意識が求められます。また、限られた時間であったとしても、本人と家族が日々の生活を重ねていけるように支援していくエンドオブライフ・ケアも大切となります。
グリーフケアは死別後のみの関わりでは無く、死別前からの関わりも大切となります。具体的にはエンドオブライフ・ケア(援助的コミュニケーション、意思決定支援、苦しみの緩和、スピリチュアルケア等)の実践が大切と考えています。生前に良かったと思えた日々、話し合いのプロセスの中で、これで良かったと家族が思える様な過ごし方が死別後の家族の大切な支えとなると考えています。
今回は、在宅医療の現場における本人や家族の悲嘆、死別前と死別後のグリーフケアの実際、在宅で看取るに当たっての現状と課題、今後の葬儀社も含めた地域でグリーフケアをどう実践していくか等を中心に今回お話をさせて頂きます。

飯田 英晴 ・遺族会(自助グループ=ピアサポートグループ)についての技法
  −体験的理解と演習−
・グリーフケアを題材としたプレゼンテーション発表(15分程度)と
総評


大切な人を失うと誰もが強い悲しみを体験する。多くの場合、ある程度の時間の経過に伴って、 この悲嘆の感情はやわらぎ、その喪失を受け入れ、故人のいない新たな生活を送り始める。 この悲嘆の作業(グリーフワーク)を支えるのは、家族や友人、医師や看護師などの医療関係者であるが、 その他に、意識的にも意識しなくても葬儀社がその任の一部を担っている。 周りに支えになる人がいない遺族や、家族がグリーフワークの阻害になっている遺族に対して、 葬儀社が悲嘆の作業を進める際の助けとなる業務を行うことがある。そこで、葬儀社が行い得るサポートとして、少人数のピアサポートを想定し、 それを展開する知識と技術について体験的に理解を深める。サポートグループの目的や意義、 グループ内のルールの設定や具体的な進行・運営や基本的な姿勢や態度について演習を交えて学ぶ。
またグリーフケアを題材としたプレゼンテーションを、各自事前に作成し15分程度発表する。自分自身でまとめること、また他者の意見を聞くことで自分自身が何をどう伝えたいのかを明確にし、 グリーフサポーターとして社員間でその姿勢を共有するための一歩とする。

■スケジュール

上級
 授業時間 10:00〜17:00

コース第1クール第2クール第3クール
第1回
(火)
河野
第2回
(水)
未定
第3回
(火)
梶山
第4回
(水)
坂下
第5回
(土)
白山
第6回
(日)
飯田
上級
(6日間)
第24期7/177/188/28 8/29 9/299/30
第25期11/27 11/28 12/11 12/12 1/12 1/13
第26期1/22 1/23 2/12 2/13 3/23 2/24
  • *お仕事のご都合等でスケジュール通りに受講が難しい場合は、別の期のクールで受講調整させていただきます。
    受講日程はできるだけご希望に沿うよう調整いたしますので協会事務局までご相談ください。
  • *少人数授業となっております。既に定員を満たしている場合はご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
  • *講師変更の可能性がございますことを事前にご了承ください

↑ページトップに戻る

ご不明な点がございましたら、ホームページのお問い合わせフォーム又はお電話にてお問い合わせください。

電話番号:075-741-7114(代表)
営業時間:10:00〜17:00