グリーフケアスクール
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介護・福祉従事者さま向け カリキュラム・スケジュール

上級(介護・福祉従事者さま向け)

高齢者介護施設における、
質の高い看取りケアとグリーフケアを目指して

上級は、介護福祉現場における看取りケアとグリーフケア実践力を高めるために、多面的に学ぶ6日間。
多職種で行う看取りケアカンファレンスの実践方法や、バーンアウト防止のためのストレスケアなど、現場で実践すべき概念と方法を学びます。
またスピリチュアルペインや家族支援についても学び、広く深い視野で高齢者と家族支援について考えます。
少人数でじっくり話し合いながら、ケアに欠かせない自己理解を深める事ができます。

■カリキュラム

上級
月2日間、3カ月の講義です。(総計6日間)
※講師及びテーマ変更があり得ますのでご了承ください。
スケジュール詳細は下記「■スケジュール」をご覧ください

内容
梶山 徹 【緩和ケアにおけるターミナルケアとグリーフケア】
ターミナルケアは,『敗北の医療』などではなく,遺族のその後の人生を変えてしまうほどの影響力を持つ『明日に繋がる医療』です。
基礎級で学んだ悲嘆の知識を基盤として,終末期がん患者を持つ家族に対する(予期)悲嘆へのケアを, 症例検討やロールプレイなどを交えて共に学んでいきたいと思います。
死別体験者に寄り添うためには,まず自分の性格を知り,自らの死別体験を整理することが必要ですので,エゴグラムを用いた自我構造分析を受けて貰い ,各自の死別体験をレポートして頂きます.
スピリチュアルペインや死生観に関する知識も必須となりますので, 簡単に講義します.
ラポールを形成するためには相手に合わせたコミュニケーションスキルが大切ですので, 傾聴や沈黙などの支持的精神療法を学んで頂きます
。満足感の高い看取りのためには,事前ケア計画(ACP)を立てて患者家族と医療者が目標を共有することが必要となります。
良質なケアを提供し続けるためにはスタッフケアが欠かせませんので,ストレス・コーピング法やデス・カンファレンスの運営法も紹介します。
坂下 裕子 グリーフ概論
続柄による死別の共通性と特異性
グリーフケアに繋がる対話のあり方
裏目に出やすい言葉を心が通う言葉に転換する
自分自身のグリーフと向き合う
・理論上のグリーフプロセス
・遺族が描いたグリーフ
・医療者が描いたグリーフ
・自分のグリーフ
松田 美智子 「介護人材の離職をストップさせるためのメンタルヘルス支援」
高齢者介護福祉分野で従事する介護人材の人手不足は深刻で、スタッフの定着やキャリア形成が上手くいかないという課題を抱えています。認知症ケアや利用者とその家族、多職種連携における関係者とのやり取りでは、相談員や介護職員は感情労働を行っている実態があります。放置しておくと対人援助職ならではの共感疲労やストレスが蓄積しバーンアウトしてしまいます。 本講座では、高齢者介護福祉分野で従事する対人援助職者への調査研究から分かってきたストレスの構造を提示し、その軽減策について提案し一緒に考えます。また、ストレスを乗り越える方策として各自のレジリエンス(回復力)を高める方法についてもレクチャーします。実際にその時点での参加者のストレスやレジリエンスの状況を『支援ツール』を活用して自己チェックして頂き、自己の現状と具体的な対応策について考えるという演習も実施いたします。 介護人材は様々な疲弊を抱えています。ケアを提供する介護人材ほど最もケアされるべき存在であると言い換えることもできます。介護する人が心身ともに安寧な状態であれば、良いケアサービスが提供できます。労働条件等ハード面からの対応策と共にストレスマネジメントやメンタルヘルスを適正に維持し、介護人材のキャリア形成についてソフト面からの支援について考えていきます。管理者や管理職の方も、是非ご参加頂きたいと思います。
上山崎 悦代 「終末期・看取りのケアにおける多職種連携(IPW)
と多職種連携教育(IPE)」

終末期・看取りのケアを展開するうえで、多職種連携(Interprofessional work/IPW)は欠かせません。そしてより良いIPWのためには、自らの専門性を高めることと同時に、他の専門職に対する理解が不可欠です。近年では,多職種連携教育(Interprofessional Education/IPE)の概念が浸透しつつあり、IPWに対する効果も期待されています。
今回のスクールでは、IPEの概念を整理しながら、介護職としていかにしてIPWを展開するのか、そして、どのような終末期・看取りのケアを実践するかについて学びます。
少人数の特性を生かしながら、事例などを通してより深く検討したいと思います。普段の実践では、いろいろな気づきや戸惑いがあるのではないでしょうか。それらを共有しながら、多職種で終末期・看取り期を支えるとはどういうことなのか、介護職や福祉職が果たすべき役割は何かについて、一緒に考えていきましょう。
早樫 一男 「ジェノグラムを通して、
家族の歴史と物語に耳を傾ける、寄り添う」」

相談面接場面でのジェノグラムの作成や活用を目指します。そのために、まず、表記の基本の紹介と作成の演習(ジェノグラムインタビュー実習)を行います。
ジェノグラムを通して家族理解を深める上での視点やキーワードなどの紹介を行います。
事例をもとに、さまざまな観点から意見交換や交流を深めます。
参加者自身のジェノグラムを振り返ることによって、自己覚知を深めます。
「あいまいな喪失」についても話題にします。
飯田 大切な家族を亡くした後の心の整理のためには、同じように大切な家族を亡くした方々と語らうことがとても有効です。介護施設で同じように亡くなったご遺族の方々が集う場を提供することはとても大切なことです。このようなピアグループ(仲間で支え合う会)の運営に必要な技術について体験も交えて学びます。また、長くお世話をしてきた利用者の方が亡くなると、お世話をしてきた職員には、強い悲しみの感情や無力感が出てきます。このような職員の心のケアについても学びます。ここでの様々な学びについて夫々の施設に持って帰り、職種の異なる職員に還元することは施設全体のレベルの向上につながります。ここでのグリーフケアについての学びを他職種の職員にうまく伝えるための20分程度のミニレクチャーを行ってもらいます。事前に資料を作成していただき、発表してもらいます。

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■スケジュール

 授業時間(10:00〜17:00)

コース第1クール第2クール第3クール
第1回
(火)
梶山
第2回
(水)
坂下
第3回
(火)
松田
第4回
(水)
上山崎
第5回
(金)
早樫
第6回
(土)
飯田
上級 第6期12/1712/182020/1/211/222/212/22
  • ※講師については止むを得ず変更ありますことご了承ください。
    お仕事のご都合等でスケジュール通りに受講が難しい場合は、別の期のクールで受講調整させていただきます。 受講日程はできるだけご希望に沿うよう調整いたしますので協会事務局までご相談ください。
  • ※少人数授業となっております。既に定員を満たしている場合はご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。

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電話番号:075-741-7114(代表)
営業時間:10:00〜17:00