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受講者の声 看護師・助産師コース

受講者の声

風間 都代子 様
湘南中央病院
在宅診療部
看護師
風間 都代子 様


看護師になった頃は、急性期病院で多くの患者さんが一生懸命治療して治っていくことにすばらしさを感じていました。しかし、残念ながらお亡くなりになるケースもたくさんありました。転職により訪問看護ステーションで働くことになり、一人ひとりの方と過ごす大切さを実感し、多くの看取りもお手伝いさせていただきました。大切な人を失う辛さを見る中で、いつかグリーフケアを学びたいと考えていましたが、日々の忙しさにすっかり忘れていました。
そんなある日、京都グリーフケア協会の冊子を目にし「京都は遠いなぁ」と悩みながらも、ぜひ学びたいと思い申し込みました。講師の先生の話はどれもわかりやすく、期待以上のものでした。何より、先生を含め受講生仲間とのたくさんのディスカッションやワークは、涙あり笑いありの講義でした。そして一番の気づきは、自分の中にあるグリーフでした。約七年にも及んだ不妊治療で三度の流産を経験し、心身共に疲れ果て治療を辞める決心をしたことです。不妊治療と流産は、自分の心の底に閉ざしておいたグリーフであると気づき、それを認めたときは涙が溢れてきました。これまでも何度か思い出すことがありましたが、「こんなことでクヨクヨしていたらいけない」と自分を鼓舞してきました。それを研修の中で、話すこと、泣くこと、受け止めることを学び、グリーフケアは誰かが何かをしてあげることではなく「自分で受け止め、乗り越えること」と実感しました。そのために周りの人に必要なことは、寄り添い、傾聴し、理解していく、ということもわかりました。悲しみは消えるのではなく、悲しみを抱えて新たに生きる。そこに人の強さを感じました。
京都らしい風情のある素敵な環境で、少人数で受ける研修は本当に良い時間でした。これからも丁寧に学びを続け、感性を大事にしていければと思います。そして、研修参加に理解を頂いた職場の皆にも感謝します。



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