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受講者の声 看護師・助産師コース

受講者の声

野村 理恵 様
福岡県・看護師
野村 理恵 様


「グリーフケアって大切と言われているけど、一体どういう事なのだろう。」脳外科、消化器外科領域から、呼吸器、消化器内科病棟で勤務にあたり、患者様のお看取りをさせていただく事も多く、そのご家族と関わらせていただく時間もあった。自分なりには、終末期の患者様、ご家族を受け持たせていただく際は、教科書的な知識に関しては留意していたつもりであったが、「あの時のご家族との時間の過ごし方や私の声かけや態度は、あれで良かったのだろうか・・・。」と思いながらの日々であった。「グリーフケアにかかわる事は大切」と書いてあるが文字を介しても、他の研修に参加しても自分の中には何が大切なのか、ピンとこないまま時間が経過していた。その折に、同施設の先輩から京都グリーフケア協会の研修を受講して良かったからと、感想をきかせていただく機会があった。外でランチしながらの話であったが、先輩の感想を聞きながら自分の中で溢れてくるものを抑えることができないくらい感動し、号泣していた。その時は、只感動し何かに突き動かされる感じで、漠然としていたが、それが自分の中で何だったのかを知りたい気持ちも強くなり、受講のきっかけとなった。
受講前は、「悲嘆も、グリーフケアも特別な事で、今の自分には関係ない」と、無意識に線引きをし、少なからず自分も経験している事もあるのだという事に気付かされ、誰しも避けることはできない過程であると学んだ。研修の中で、自分の事をナラティブに語る場面があった。実際に、これほど語る事に対して辛いエネルギーが必要なのかという感情と、同時に自分の中で何かが浄化されていく事も経験できた。また言葉だけでなく、その重く辛い場面から目を背けない事が何よりも大切であり、聴いてもらっているだけ、傍に寄り添っている事が大切であると、研修を通しての実経験から当事者意識として実感する事ができた。少人数の研修ならではと貴重な経験をさせていただいた。病棟でのデスカンファレンスも経験年数に関係なく、少しでも自分達の看護やお互いの存在を尊重し合えるような場となるようファシリテートに努めることができた。
約一年かけて、アドバンストコースまで受講し基礎級、上級コースをともに濃密な時間をすごした全国の受講生の皆様とは、今でもお互いの学びや感性を尊重し合える大切な存在となった。研修での学びから、知識だけでなく人間として大切なものを構築させていただいた。今後も今の自分に何ができるのかを考えながら、人によりそっていきたい。
講師の先生方、京都グリーフケア協会のスタッフの皆様、研修でご一緒させていただいた皆様ありがとうございました。



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