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受講者の声 介護・福祉従事者コース

受講者の声

落合利香 様
ホームホスピス癒居 管理者
介護福祉士・社会福祉士
落合利香 様


 人生の最期を、自分らしく旅立ちの準備ができるようにと「ホームホスピス癒居」を友人と立ち上げて4年。ご利用者様の人生を振り返り、今、実現できることは何かを一緒に考え、最期まで寄り添うよう努めてまいりました。
しかし、私自身、数年前にある病気で、死を宣告された経験があり、死に対する恐怖心が拭えていない中、ご利用者様と本当に「死」と向き合えていたのだろうか、「死」や「別れ」を前にして、ご利用者様やご家族様の心の声を聴くことができていたのだろうかと考えるようになりました。
 そのような中、「京都グリーフケア協会」の研修案内を目にしました。よくある「ターミナルケア」等の幅広い内容の講義とは違い、「グリーフケア」に特化していることや、多種多様な講師陣で構成されていること、少人数の参加型授業で行われることが受講の決め手となりました。
 実際、受講させていただくと、先生方はもちろん、受講生のお話もたくさん聴くことができ、また、お話の途中で、気軽に質問したり、意見を述べたりできましたので、自分が抱えている悩みや迷いを整理しながら学ぶことができました。そして、基礎編・上級編でそれぞれ学習目標がしっかり明示されていますので、感情に流されず、自分の学びの到達度を振り返ることができました。
 今回の基礎研修で、グリーフの概念やご遺族様の心情の変化、基本的な対応を学んだだけでなく、介護職はご利用者様やご家族様の「グリーフ」を最小限にすることができる職業であることに改めて気づかされました。
 介護職は、ついつい良かれと思い、知識や経験を駆使した「利用者主役」の人生を先導してしまうことがあります。でも、グリーフを最小限にするために大切なことは「利用者主体」の人生の支援です。そのためには、ご利用者様やご家族様のグリーフの過程を理解し受け止め、気兼ねのない、信頼できる関係づくりが重要です。ご利用者様に対して、共感的・支持的な立場となるためにも、自身が抱く「死」に対する恐怖心は、無理に拭う必要もないと感じることができるようになりました。
 まだまだ不十分ではありますが、今回の学びを生かし、ご利用者様とご家族様との繋ぎの役割を果たしていきたいと思います。



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