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受講者の声 介護・福祉従事者コース

受講者の声

奥村
特別養護老人ホーム(大阪府)勤務
介護福祉士
奥村 由美 様


専門学校時代には母方の祖母の看取りを、そして最初の就職先では、入居者の方の看取りを出来なかったことがありました。「今まで介護をしてきたが、息を引きとる瞬間に立ち会う事が出来なかった。寂しい思いをしたまま逝ってしまわれたのではないか。自分は何のために、この仕事をしているのだろうか…。」と精神的に辛く、一時、介護の仕事が出来なかった時期がありました。その辛い時期に家族や親戚・同僚など周りの方に支えられ、少しずつ、身体的にも精神的にも快復し、「介護の仕事に戻りたい。」と思い、現在は介護の仕事に復帰する事が出来ています。
現場に復帰してからも、入居者の方の看取りに関わる事があります。認知症の方が多い職場のため、入居者の方からどのように過ごし、どんな形で「死」を迎えたいかについての意向を聴くことは困難です。とりわけそのような方の終末期のケアになると、ご本人というよりかは、ご家族の方とご本人が一番安心して過ごす事ができる場所は施設なのか、病院なのかを考えることも多く、悩み、話し合いをしながら関わってきました。その中には、住み慣れた施設での看取りを希望される方も多くいました。また、看取りに対して経験のないご家族や職員と関わっていくと、看取りに対してたくさんの不安や心配事が聞かれました。
自分自身も祖母の「死」を受け入れる事が出来ず、心を痛めた時の経験から、何か出来る事があるのではないかと思っている時、グリーフケアという言葉を知りました。京都グリーフケア協会のパンフレットが職場に届き、受講してみようと思いました。
授業を受けていく中で「死」という部分だけが喪失ではなく、それまでの過程やその他にも様々な喪失があるということ、「喪失」の経験は、人それぞれ違ったものであり、その経験に適応していくためにはケアする側の力も必要ではあるが、経験した本人自身の力も、より必要であることなどを学びました。
今まで関わってきた方にどのような事が出来ていたのか、これから関わっていく方に対してどんなケアを行っていくことが出来るのかを考え、まだまだ勉強していかなければと思っています。



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