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協会からのお知らせ
2019/8/27
2019年度・第2回 公開講座が「産科・NICUで深い悲しみを支えるかかわり」のテーマで開催されました。

8月25日に当協会で、2019年度 第2回 公開講座を実施しました。
講師は坂下裕子さん(こども遺族の会「小さないのち」代表)。
セミナーテーマは、「医療スタッフが行う遺族会の進め方・グリーフケアのためのプ
ログラム」でした。
坂下さんは、長女を亡くされたことをきっかけに、病気や不慮の事故で子どもを亡く
した遺族の会を立ち上げ、 死別・悲嘆・遺族にまつわるテーマと向き合ってこられ
ました。
遺族会の開催を通して、重いグリーフにある方々と関わりながら、様々な場所で講
演・研修などご自身と、これまで関わってきた遺族の思いを伝えられています。
本日は、数多くのご遺族と接してきた経験から、周産期特有のグリーフに対して看護
師がどう関わることができるのかについてお話しいただきました。また、お母さんと
産着を作成するワークショップも実施しました。
受講者の感想を一部、ご紹介します。
■体験者の語りを聞くことができて、私たちスタッフのケア、声掛け、対応がこんな
にもお母さんの心に響くのか、ということを身に染みて感じました。また、他の参加
者の考えも知ることができて、新鮮な気持ちでした。職場には、情緒的なサポートに
寄りがちですが、情報や説明、道具的なサポートも有効だと伝えたいです。
■通常の勤務では知りにくい、退院後や入院中の思いを知ることができました。家族
の思いには差があることも、再認識できました。
■退院してからお母さんが思っていること、実際の気持ちを知ることができてよかっ
た。その人の気持ちに耳を傾け、関わっていくことの大切さを改めて実感し、考えな
がら、感じ取りながら関わっていきたいと思いました。
■子どもさんを亡くしたお母さんの実際の思いや言葉を知ることができて、改めて日
常からの関わりを一つひとつ大切にしながら、心を込めてケアや言葉かけをしていき
たいと思いました。簡単なお洋服の作り方も学んだので、機会があればお母さんと一
緒に作りたいと思います。
■子どもを亡くした親の言葉が聞けてよかった。他のスタッフの意見も聞けてよかっ
た。グリーフケアの時は、プロである前に人間らしく!!ということも学んだ。迷っ
た時は言葉を発せなくても非言語コミュニケーションを活用したいと思います。
受講生の皆様、ご登壇いただいた坂下さん、ありがとうございました。
.


8月25日に当協会で、2019年度 第2回 公開講座を実施しました。
講師は坂下裕子さん(こども遺族の会「小さないのち」代表)。
セミナーテーマは、「医療スタッフが行う遺族会の進め方・グリーフケアのためのプ
ログラム」でした。
坂下さんは、長女を亡くされたことをきっかけに、病気や不慮の事故で子どもを亡く
した遺族の会を立ち上げ、 死別・悲嘆・遺族にまつわるテーマと向き合ってこられ
ました。
遺族会の開催を通して、重いグリーフにある方々と関わりながら、様々な場所で講
演・研修などご自身と、これまで関わってきた遺族の思いを伝えられています。
本日は、数多くのご遺族と接してきた経験から、周産期特有のグリーフに対して看護
師がどう関わることができるのかについてお話しいただきました。また、お母さんと
産着を作成するワークショップも実施しました。
受講者の感想を一部、ご紹介します。
■体験者の語りを聞くことができて、私たちスタッフのケア、声掛け、対応がこんな
にもお母さんの心に響くのか、ということを身に染みて感じました。また、他の参加
者の考えも知ることができて、新鮮な気持ちでした。職場には、情緒的なサポートに
寄りがちですが、情報や説明、道具的なサポートも有効だと伝えたいです。
■通常の勤務では知りにくい、退院後や入院中の思いを知ることができました。家族
の思いには差があることも、再認識できました。
■退院してからお母さんが思っていること、実際の気持ちを知ることができてよかっ
た。その人の気持ちに耳を傾け、関わっていくことの大切さを改めて実感し、考えな
がら、感じ取りながら関わっていきたいと思いました。
■子どもさんを亡くしたお母さんの実際の思いや言葉を知ることができて、改めて日
常からの関わりを一つひとつ大切にしながら、心を込めてケアや言葉かけをしていき
たいと思いました。簡単なお洋服の作り方も学んだので、機会があればお母さんと一
緒に作りたいと思います。
■子どもを亡くした親の言葉が聞けてよかった。他のスタッフの意見も聞けてよかっ
た。グリーフケアの時は、プロである前に人間らしく!!ということも学んだ。迷っ
た時は言葉を発せなくても非言語コミュニケーションを活用したいと思います。
受講生の皆様、ご登壇いただいた坂下さん、ありがとうございました。
.


2019/8/23
京都グリーフケア協会施設紹介動画のお知らせ

京都グリーフケア協会施設紹介の動画をアップいたしました。
以下のURLにアクセスいただきご覧ください。
https://youtu.be/TFQs8cBb60s


京都グリーフケア協会施設紹介の動画をアップいたしました。
以下のURLにアクセスいただきご覧ください。
https://youtu.be/TFQs8cBb60s


2019/8/12
お盆の営業につきまして

お盆期間の営業についてお知らせします。
2019年8月11日〜8月16日まで盆休業と致します。
ご不便をおかけしますが何卒ご了承下さいますようお願い致します。


お盆期間の営業についてお知らせします。
2019年8月11日〜8月16日まで盆休業と致します。
ご不便をおかけしますが何卒ご了承下さいますようお願い致します。


2019/8/6
第5回グリーフケアシンポジウムを開催しました。

7月27日(土)、知恩院和順会館で第5回グリーフケアシンポジウムを開催しました。
6月半ばには定員に達し、多くの方にキャンセル待ちのご登録をいただきました。
当日は台風が近づいている中でしたがほぼ全ての方がお越しになり、200名近い方々にお集りいただきました。
■第1部 基調講演
講演者は、柏木哲夫先生(淀川キリスト教病院 名誉ホスピス長)。
テーマは「悲嘆のケア」。
先生は、1965年大阪大学医学部卒業。3年間の臨床を経て、ワシントン大学に留学。1972年に帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年1973年には、日本で初めてホスピスケアプログラムを開始されました。1984年にホスピスを開設、その後副院長、ホスピス長を経、2013年淀川キリスト教病院 理事長に就任。現在は、同病院相談役としてご活躍です。
<アンケート>
・柏木先生の講演はいつでも全てに関して、わかりやすくユーモアがあるため心に残る。理解しやすい。
・患者も家族も弱音を吐きたいけどできない現状があることをさらに理解することができた。人間力を磨くにはどうすれば良いか、緩和ケアにおけるサポート力をもっと学びたいという思いが強くなった。
・患者さんから深刻な話をされた時の私のことを言われたようで「ハッ」としました。寄り添いたいと思う一方で、逃げ腰で安易な励ましにより話を途絶してしまい、私にもやもやが残った理由がわかり、人間力を養わなければと強く感じました。
・ユーモアある講演が聞きやすかったです。患者さんも含めて、家族ケアの基本で重要な部分、言葉の重み、向き合う姿勢を学ぶことができました。
・母が亡くなってからずっと母の「もっと生きたい」に向き合えなかった自分のことが許せない思いでした。あの時、どのように返事すればよかったのか、今日やっと見つけられたと思います。
■第2部 パネリスト各位による講演
・飯田英晴先生(藍野大学短期大学部副学長)
・河瀬雅紀先生(京都ノートルダム女子大学心理学研究科長・教授)
・小野若菜子先生(聖路加国際大学大学院看護学研究科在宅看護学准教授)
・宿原寿美子先生(株式会社キュア・エッセンス代表、死化粧師・復元師)
・坂下裕子さん(こども遺族の会小さないのち代表)
の5名に、それぞれの立場からお話いただきました。
<アンケート>
・訪問看護において、家族の方に寄り添う看護、亡くなられたあとの自分の行動もグリーフに繋がることが分かりました。今後もその気持ちを考え、取り組んでいこうと思うことができました。
・坂下先生が「意識のある人と同じように」「今しかできないことを」の中でお話されたことをケアの中で大切にしたいなと思いました。
・死別前後の家族への声掛け、対応の仕方、実際ずっとそばにいること、沈黙の中に居ることはストレスを感じやすいが、それがケアに繋がる事を理解していれば、声かけだけでなく、自分の存在の在り方を考えさせられた。
・葬儀社の方のお話しを聞く機会が今までなかったので、お話しを聞いていて新鮮でした。
・宿原先生の講演でもらい泣きしてしまいました。自己満足で終わらず、相手の気持ちを汲み取ることが大切で、難しいなと改めて感じました。
・飯田先生の、良い葬儀はグリーフケアになるというお話は、自分の考えと一緒でした。
■第3部 パネルディスカッション
テーマは「死別前後のグリーフケアを考える」。
演者は第2部の皆様でした。
やや幅の広いテーマでしたが、専門職自身のケア、デスカンファレンスの在り方など様々なことが話し合われました。
フロアからの質問を質問紙で募集しましたが、時間が足りず全て紹介できませんでしたので、次回以降改善したいと思います。
<アンケート>
・第2部の補完となった。看取りに関する専門職へのケアについて様々な考えることができた。
・看護師として死別前から家族の悲嘆による悪影響を抑える方法。必要性の場面がよかった。
・デスカンファレンス…できたことをきちんと根拠をあげて、証言を身近な人が伝えていく。できなかったことは個人の問題でなく、チームのこれからの課題、という言葉がデスカンファレンスの持ち方を再考することができた。
・「亡くなった身体の変化を遅らせる」イメージしたことはなかったが、介護では棺桶に入る時に不自然な状態にならないように身体を拘縮しないようにケアをするという話を聞いたことがありました。近隣の葬儀会館が文化講座を開いていますが、これもグリーフケアを目的としているのかなぁと気づきました。
---
今回で5回目となったシンポジウム。
今年は医療・福祉・葬祭の方々に受講していただきました。
接点はありながら、互いについてよく知らないこともまだまだ多いのではないでしょうか。
患者が故人に、家族が遺族になる過程で、周囲はどう関わるのか。
病院を出た故人と遺族がその後どうなるのか、葬儀式場に来た故人と遺族はどのような最期の時を過ごしてきたのか。
専門職が人として、患者・家族・遺族の思いをどう繫いでいけるのか。
死別前後を意識することで、これまで気にもとめなかった患者、家族、遺族の思いに気づき、より丁寧に関わることができるのだと思います。
遺族にとって、こうした関わりはケアになります。グリーフは出るとしても、各自の適応過程に何らかの影響を与えるでしょう。
戦後、獲得することが善とされた日本で、人々は喪失することを無意識に遠ざけ、考えないようになっていきました。
今後は地域全体で、喪失や死が増えていきます。各所でグリーフや死について学び合い、地域全体でケアを考える活動が広がればと思っています。
参加していただいた皆様、ご登壇いただいた先生各位、広報にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
それでは、また。


7月27日(土)、知恩院和順会館で第5回グリーフケアシンポジウムを開催しました。
6月半ばには定員に達し、多くの方にキャンセル待ちのご登録をいただきました。
当日は台風が近づいている中でしたがほぼ全ての方がお越しになり、200名近い方々にお集りいただきました。
■第1部 基調講演
講演者は、柏木哲夫先生(淀川キリスト教病院 名誉ホスピス長)。
テーマは「悲嘆のケア」。
先生は、1965年大阪大学医学部卒業。3年間の臨床を経て、ワシントン大学に留学。1972年に帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年1973年には、日本で初めてホスピスケアプログラムを開始されました。1984年にホスピスを開設、その後副院長、ホスピス長を経、2013年淀川キリスト教病院 理事長に就任。現在は、同病院相談役としてご活躍です。
<アンケート>
・柏木先生の講演はいつでも全てに関して、わかりやすくユーモアがあるため心に残る。理解しやすい。
・患者も家族も弱音を吐きたいけどできない現状があることをさらに理解することができた。人間力を磨くにはどうすれば良いか、緩和ケアにおけるサポート力をもっと学びたいという思いが強くなった。
・患者さんから深刻な話をされた時の私のことを言われたようで「ハッ」としました。寄り添いたいと思う一方で、逃げ腰で安易な励ましにより話を途絶してしまい、私にもやもやが残った理由がわかり、人間力を養わなければと強く感じました。
・ユーモアある講演が聞きやすかったです。患者さんも含めて、家族ケアの基本で重要な部分、言葉の重み、向き合う姿勢を学ぶことができました。
・母が亡くなってからずっと母の「もっと生きたい」に向き合えなかった自分のことが許せない思いでした。あの時、どのように返事すればよかったのか、今日やっと見つけられたと思います。
■第2部 パネリスト各位による講演
・飯田英晴先生(藍野大学短期大学部副学長)
・河瀬雅紀先生(京都ノートルダム女子大学心理学研究科長・教授)
・小野若菜子先生(聖路加国際大学大学院看護学研究科在宅看護学准教授)
・宿原寿美子先生(株式会社キュア・エッセンス代表、死化粧師・復元師)
・坂下裕子さん(こども遺族の会小さないのち代表)
の5名に、それぞれの立場からお話いただきました。
<アンケート>
・訪問看護において、家族の方に寄り添う看護、亡くなられたあとの自分の行動もグリーフに繋がることが分かりました。今後もその気持ちを考え、取り組んでいこうと思うことができました。
・坂下先生が「意識のある人と同じように」「今しかできないことを」の中でお話されたことをケアの中で大切にしたいなと思いました。
・死別前後の家族への声掛け、対応の仕方、実際ずっとそばにいること、沈黙の中に居ることはストレスを感じやすいが、それがケアに繋がる事を理解していれば、声かけだけでなく、自分の存在の在り方を考えさせられた。
・葬儀社の方のお話しを聞く機会が今までなかったので、お話しを聞いていて新鮮でした。
・宿原先生の講演でもらい泣きしてしまいました。自己満足で終わらず、相手の気持ちを汲み取ることが大切で、難しいなと改めて感じました。
・飯田先生の、良い葬儀はグリーフケアになるというお話は、自分の考えと一緒でした。
■第3部 パネルディスカッション
テーマは「死別前後のグリーフケアを考える」。
演者は第2部の皆様でした。
やや幅の広いテーマでしたが、専門職自身のケア、デスカンファレンスの在り方など様々なことが話し合われました。
フロアからの質問を質問紙で募集しましたが、時間が足りず全て紹介できませんでしたので、次回以降改善したいと思います。
<アンケート>
・第2部の補完となった。看取りに関する専門職へのケアについて様々な考えることができた。
・看護師として死別前から家族の悲嘆による悪影響を抑える方法。必要性の場面がよかった。
・デスカンファレンス…できたことをきちんと根拠をあげて、証言を身近な人が伝えていく。できなかったことは個人の問題でなく、チームのこれからの課題、という言葉がデスカンファレンスの持ち方を再考することができた。
・「亡くなった身体の変化を遅らせる」イメージしたことはなかったが、介護では棺桶に入る時に不自然な状態にならないように身体を拘縮しないようにケアをするという話を聞いたことがありました。近隣の葬儀会館が文化講座を開いていますが、これもグリーフケアを目的としているのかなぁと気づきました。
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今回で5回目となったシンポジウム。
今年は医療・福祉・葬祭の方々に受講していただきました。
接点はありながら、互いについてよく知らないこともまだまだ多いのではないでしょうか。
患者が故人に、家族が遺族になる過程で、周囲はどう関わるのか。
病院を出た故人と遺族がその後どうなるのか、葬儀式場に来た故人と遺族はどのような最期の時を過ごしてきたのか。
専門職が人として、患者・家族・遺族の思いをどう繫いでいけるのか。
死別前後を意識することで、これまで気にもとめなかった患者、家族、遺族の思いに気づき、より丁寧に関わることができるのだと思います。
遺族にとって、こうした関わりはケアになります。グリーフは出るとしても、各自の適応過程に何らかの影響を与えるでしょう。
戦後、獲得することが善とされた日本で、人々は喪失することを無意識に遠ざけ、考えないようになっていきました。
今後は地域全体で、喪失や死が増えていきます。各所でグリーフや死について学び合い、地域全体でケアを考える活動が広がればと思っています。
参加していただいた皆様、ご登壇いただいた先生各位、広報にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
それでは、また。


2019/8/2
フューネラルビジネスフェア2019で、坂下裕子さんが講演されました。

毎日暑いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
少し前となりますがフューネラルビジネスフェア2019において、当協会でもご登壇い
ただいている坂下裕子さん(こども遺族の会小さないのち代表)が講演されました。
フューネラルビジネスフェアは、葬祭関連職種が参加する展示会です。
今講演では、葬儀社従業員に対して、グリーフケアを意識する大切さを説かれまし
た。
以下、アンケートコメントを抜粋し、ご紹介します。
■アンケートコメント
・具体的な事例がとても参考になった。
・普段の姿勢として自信がついた点、気づきのあった点がたくさんあり勉強になっ
た。自分と向き合いながら、これからも頑張ろうと思えた。
・学んできたことの再確認ができた。会社でPDCAにしたい。
・自分の本心を見つめなおすことの大切さを知りました。
---
今後は死別に伴いグリーフを抱える人はもちろん、孤立する方々も増えます。
グリーフの個々人と社会に与える影響は小さくなく、心身の健康を損なう上、引きこ
もり・抑うつ傾向が増すため、経済活動も停滞し、仕事の効率も低下します。
地域付き合いが減り、家族どうしで支える力も弱くなっている今、改めて互いのグ
リーフを考えられる地域作りが課題となっています。
地域のどこかに、葬儀会館がある時代。
葬儀社従業員の方々がグリーフケアを大切に思う気持ちは、当協会が設立した2011年
と比べると高くなっています。
今後は、グリーフについての学べる場、死を考える地域住民の集い場となるなど、
死・看取りに向き合う社会資源の一つになっていくのかもしれませんね。


毎日暑いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
少し前となりますがフューネラルビジネスフェア2019において、当協会でもご登壇い
ただいている坂下裕子さん(こども遺族の会小さないのち代表)が講演されました。
フューネラルビジネスフェアは、葬祭関連職種が参加する展示会です。
今講演では、葬儀社従業員に対して、グリーフケアを意識する大切さを説かれまし
た。
以下、アンケートコメントを抜粋し、ご紹介します。
■アンケートコメント
・具体的な事例がとても参考になった。
・普段の姿勢として自信がついた点、気づきのあった点がたくさんあり勉強になっ
た。自分と向き合いながら、これからも頑張ろうと思えた。
・学んできたことの再確認ができた。会社でPDCAにしたい。
・自分の本心を見つめなおすことの大切さを知りました。
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今後は死別に伴いグリーフを抱える人はもちろん、孤立する方々も増えます。
グリーフの個々人と社会に与える影響は小さくなく、心身の健康を損なう上、引きこ
もり・抑うつ傾向が増すため、経済活動も停滞し、仕事の効率も低下します。
地域付き合いが減り、家族どうしで支える力も弱くなっている今、改めて互いのグ
リーフを考えられる地域作りが課題となっています。
地域のどこかに、葬儀会館がある時代。
葬儀社従業員の方々がグリーフケアを大切に思う気持ちは、当協会が設立した2011年
と比べると高くなっています。
今後は、グリーフについての学べる場、死を考える地域住民の集い場となるなど、
死・看取りに向き合う社会資源の一つになっていくのかもしれませんね。


2019/4/29
GW期間の営業について

GW期間中5月3日〜5月6日は、お休みとさせていただきます。
よろしくお願い致します。


GW期間中5月3日〜5月6日は、お休みとさせていただきます。
よろしくお願い致します。


2019/4/24
書籍紹介〜あいまいな喪失と家族のレジリエンス

本日は表題の書籍をご紹介します。
東日本大震災では、死者とともに数多くの行方不明者が発生し、今でも行方がわからない方々が、多数おられます。
生死がはっきりしない状況は、あいまいな喪失状況と呼ばれ、この状況にある人は、大きなストレスを受け続けることが明らかになっています。
この書籍では、あいまいな喪失の中でも災害支援に関わる事例を、家族療法の観点からわかりやすく解説されています。
被災した個人にのみ焦点をあてるのではなく、家族全体に目を向ける見方は、グリーフケアを考える上で非常に大切です。
ご興味のある方は、読まれてみてはいかがでしょうか。
〇あいまいな喪失と家族のレジリエンス
http://www.seishinshobo.co.jp/book/b428044.html


本日は表題の書籍をご紹介します。
東日本大震災では、死者とともに数多くの行方不明者が発生し、今でも行方がわからない方々が、多数おられます。
生死がはっきりしない状況は、あいまいな喪失状況と呼ばれ、この状況にある人は、大きなストレスを受け続けることが明らかになっています。
この書籍では、あいまいな喪失の中でも災害支援に関わる事例を、家族療法の観点からわかりやすく解説されています。
被災した個人にのみ焦点をあてるのではなく、家族全体に目を向ける見方は、グリーフケアを考える上で非常に大切です。
ご興味のある方は、読まれてみてはいかがでしょうか。
〇あいまいな喪失と家族のレジリエンス
http://www.seishinshobo.co.jp/book/b428044.html


2019/4/8

2019/3/29
書籍紹介「家族にとってのグリーフケア〜医療の現場から考える / 彩流社」

本日は以下の書籍をご紹介します。
グリーフケアスクールでご登壇いただいている、坂下ひろこさん(こども遺族の会「小さないのち」代表)が遺族各位と共に実施してきた講座を書籍にまとめられました。
子どもを亡くすケースに携わる関連領域の方は、読まれてみてはいかがでしょうか。
■家族にとってのグリーフケア〜医療の現場から考える / 彩流社
子どもを亡くした家族にとって、グリーフケア(喪失に伴うさまざまな反応)とはどのようなものか。医療現場の実際のやりとりから、遺族の心のありようを考える本。
グリーフケアについては、大半の医療者は「遺族ケア」(=死後のケア)と考えがちだが、当事者(家族)たちにとっては、闘病中の患者と家族のためにしてくれた人間的な配慮の数々や、手を尽くしてくれた医療行為そのものによって、死別後の悲嘆が底支えされているものと捉えられている。
本書は、自身が子どもを亡くした経験から、遺族と医療者をむすぶ会を主催している著者が、体験者と共に開催した講座の記録である。
坂下 ひろこ 編著
彩流社
四六判 / 240ページ / 並製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2567-6 C0047
奥付の初版発行年月:2019年03月 / 書店発売日:2019年03月27日


本日は以下の書籍をご紹介します。
グリーフケアスクールでご登壇いただいている、坂下ひろこさん(こども遺族の会「小さないのち」代表)が遺族各位と共に実施してきた講座を書籍にまとめられました。
子どもを亡くすケースに携わる関連領域の方は、読まれてみてはいかがでしょうか。
■家族にとってのグリーフケア〜医療の現場から考える / 彩流社
子どもを亡くした家族にとって、グリーフケア(喪失に伴うさまざまな反応)とはどのようなものか。医療現場の実際のやりとりから、遺族の心のありようを考える本。
グリーフケアについては、大半の医療者は「遺族ケア」(=死後のケア)と考えがちだが、当事者(家族)たちにとっては、闘病中の患者と家族のためにしてくれた人間的な配慮の数々や、手を尽くしてくれた医療行為そのものによって、死別後の悲嘆が底支えされているものと捉えられている。
本書は、自身が子どもを亡くした経験から、遺族と医療者をむすぶ会を主催している著者が、体験者と共に開催した講座の記録である。
坂下 ひろこ 編著
彩流社
四六判 / 240ページ / 並製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2567-6 C0047
奥付の初版発行年月:2019年03月 / 書店発売日:2019年03月27日


