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2024/7/24
葬儀従事者コース初級を対面形式で開催しました

▼葬儀従事者コース初級 対面開催
祇園祭後祭の宵山・巡行日にあたる昨日と本日の2日間、グリーフケアスクール葬儀従事者コース初級を対面形式で開催しました。
2日目の午前には巡行を見つつ来られた方もいたようです。現地開催ならではですね。
今回は関東、関西、北陸から計6名が参加されました。
第1日講師は樋口真奈美氏。
パートナーと死別後カウンセリングの道を歩まれ現在は公認心理師としてケア活動されています。
第2日講師は坂下裕子氏。
ご息女を亡くされてから当時ほぼなかった自助グループを立ち上げ、小さな子をなくした遺族へのケアをライフワークにしてきた方です。

受講者のご感想を紹介します。

▼第1日
・ワークを交えながら周囲の方の意見を聞きながら受講できとてもよかった。質問の時間もこまめにとっていただけてありがたかったです。使う言葉もなるべく専門用語ではないようにされている印象で初心者にもわかりやすかったです。具体例やご自身の体験も理解が深まりました。語り手を体験するといつも聞く側の私たちにとって逆の立場を経験することとなり、想像力が養えるし、よりよい寄り添いができると感じました。

・温度のある講習会で自分の中にある情熱を感じることができました。言葉や頭より、心から伝わるものを感じることができてわかりやすかったです。今回の講習で自分の中の情熱や思いに火がついたことが何よりよかったです。

・長時間グリーフケアについて考えることがなかったので、今日の講義で自分の中でヒントを得ることができました。たくさんの人の意見を聞くと新しい発見がありました。知識不足でカタカナ言葉などはわかりませんでしたが、話をうんうんと聞いてくれる姿勢こそが聞き手にとって大切と思いました。話し手が聞いてくれていると実感してもらえるようにできることから始めていきます。

・内容がとてもわかりやすく詰め込みすぎないペースもとてもよかったです。パンドラの箱はこちらが開かないという言葉が刺さりました。自身で行うセミナーの方向性の参考にもなりました。

▼第2日
・質問形式は講義に積極的に取り組めたり自分自身が発言することで考えが整理され学べることがたくさんありました。人の意見をたとえ自分と考えが違っていても否定しないことこそが発言する上で大切だと再認識しました。答えが限られる声掛けや皆差に使い勝手がよい声かけにハッとしました。万人にはよい言葉はだめ。その人にとって心に刺さる言葉を選ばねばいけないと感じました。打ち明けなければよかったにならない人になりたいと思いました。同じ目線に立つなら誰もができる点もよかった。上からではなく勝手に悲しみの物差しを測るのではなく、寄り添いの心を持っていこうと思いました。

・遺族という近い立場からのお話しも勉強になり、全員が参加式で学ぶことができたためずっと集中して向き合うことができました。わかりやすい言葉で語りかけるように対話式でしたので、皆の答えを否定せず丁寧に整理しながら進めていただきました。質問の答えもクリアですごく納得することばかりでした。具体的な声のかけ方など明日から気をつけるポイントと早速お客様へのインタビューで活用できると思いました。仲間内で共有したいです。
・専門職だからこその視点で行うグリーフケアを前提としているかたこその技術や知識、それに伴う声掛けや説明もグリーフケアにあたると実感できたことがよかった。とてもわかりやすい言葉を使っていただき理解もしやすかった。自分の体験からの想いが結論となってしまうような落とし穴にはならないよう気をつけたい。

・無力感を知ったグリーフケア従事者の心構えのスタートラインに立つ学びであったように感じました。自分の考えを深める時間が多くとてもよかった。ご遺族と深く対話する業務なのでふるまいの全てに活かせると感じました。両日でたくさんの気づきがありました。

受講した皆さま、講師のお二人、長時間の講義をお疲れ様でした。


2024/7/16
祇園祭前祭宵山

今年も賑わいを見せる祇園祭宵山。
晩方スコールのような激しい雨に見舞われ傘なしでは参加できないかと思われましたがなんとかやんでくれました。
雨のおかげで気温がやや下がり、時折涼しい風も吹いて例年に比べて過ごしやすかったと思います。
祇園祭は約1100年前から続く疫病祓いの神事です。
また流行り始めたコロナも鎮まればいいのになと思いながら路地を練り歩きました。


2024/6/18
高瀬川の風景

任天堂発祥の地である菊浜エリア、当協会近くを流れる高瀬川の護岸工事もようやく終わりました。

すでにホテルや民泊が立ち並び川沿いは観光の方々で賑やかですが、今後は周辺の町づくりも計画されており、より一層人通りが増しそうです。

以前は立派な桜の木が川の両サイドに生えていて、春には見事な花をつけていましたが工事に伴って伐採され、個人的には少し寂しいのですが。

景色は変わっても変わらないもの。
誰かを亡くしても変わらないもの。
景色のうつろいにそんなことを重ねながらいつも歩いています。


2024/5/1
GW期間の営業につきまして

GW期間中5月3日〜5月6日はお休みとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。


2024/4/30
緩和ケアに関心のある人のためのエンカウンター・グループ

他者へのケアに一生懸命になりすぎてご自身の気持ちを置き去りにしていませんか?
長年、看護とグリーフケアに携わってきた広瀬寛子先生によるエンカウンターグループが4年ぶりに再開されます。
このグループはサポートグループとしても位置付けられ、ゆったりした時間の中で他の参加者との自由な話し合いを通して生き方の広がり・深まり・豊かさのためのヒントが得られるかもしれません。
ご興味のある方は添付画像をご参照ください。


▼広瀬先生よりメッセージ
皆さんは、自分の思いを誰かにじっくり聴いてもらったことはありますか?
医療者は日々、患者さんの思いを聴いて理解しようと頑張っていますが、自分の思いを誰かに聴いてもらっていますか?
患者さんとのかかわりのなかで、自分の中に生じる葛藤や苦悩など様々な感情を置き去りにしていませんか?
医療者だってケアされていいのです。
そして実は、自分自身の気持ちを理解して大切にすることが、相手の気持ちを理解して大切にすることにつながるのです。
エンカウンター・グループでは、参加した人たちがそれぞれの気持ちに寄り添い、自分の語りを大切に聴いてもらえたと実感できる場になることを願っています。


▼主催者ウェブサイト
緩和ケアに関心のある人のためのエンカウンター・グループ


2024/4/9
2024年度 グリーフケアセミナー スケジュールのご案内

2024年度のグリーフケアセミナーのスケジュールを公開しました。

以下ページよりご確認ください。
グリーフケアセミナー

今年度もさまざまな分野でグリーフケアに携わる講師をお招きしました。

・日本で初めて専門職向けの遺族ケアガイドラインを取りまとめた緩和ケア医師
・緩和ケア医であるご子息をがんで亡くした緩和ケア医師
・出生前診断からの喪失を経験した母の語りに向き合ってきた大学教員(心理)
・自死・災害など様々なグリーフケア活動を続けてこられた講演者・医学博士
・グリーフケアに携わる看護師のセルフケアに活かすために、マインドフルネスやアサーション、瞑想を研究する大学教員(精神看護)
など新たに登壇いただきます。

開催は全てZoom形式。
働かれる分野やご興味に応じてお申込みいただけます。


2024/4/3
2024年度前期 グリーフケアスクール スケジュールのご案内

2024年度前期(4月〜9月頃)グリーフケアスクールのスケジュールを公開しました。

以下ページよりご確認ください。
看護師・助産師コース

葬儀従事者コース

今期も当協会での対面受講、Zoomでのオンライン受講の両形式で開催いたします。

受講者様それぞれの目的、ご希望に応じてお選びいただければ幸いです。

ご不明な点は当事務局までいつでもお問い合わせください。


2024/4/2
鴨川沿いにも桜が咲きました

当協会に沿う鴨川沿い、五条通から七条通を歩いてみると桜が満開。
多くの人で賑わい和やかな雰囲気でした。
一方、近くの高瀬川は護岸工事のため現在工事中。
立派な桜の木も切られてなくなってしまい寂しいですが、新たな桜が植えられていました。
工事が終わればまたきれいな景色を見せてくれるでしょうか。


2024/4/2
グリーフケアリーフレット&自死未遂者の支援連携マニュアル

表題の情報をシェアします。
死生をめぐる様々な問題、死への態度、死別によるグリーフ、エンド・オブ・ライフ、そして自殺予防について考察される川島大輔先生(中京大学)が監修されています。

グリーフケアリーフレット
(名古屋市精神保健福祉センター発行)

自殺未遂者支援連携マニュアル
(一般社団法人愛知県臨床心理士会作成、名古屋市健康福祉局健康部健康増進課発行)


2024/3/6
ネット記事のご紹介

弁護士JP様より以前よりお世話になっている村上典子先生に表題テーマについての取材依頼があり、記事化されましたのでご紹介。

詳しくは以下よりご参照ください。

▼「気持ちはわかりますよ」も遺族を傷つける可能性…「死別悲嘆」直面する当事者に寄り添うには? / 弁護士JPニュース


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