講師・カウンセラー紹介 詳細
白山 宏人
西日本平郁会 大阪北ホームケアクリニック 院長
学歴
平成6年3月 兵庫医科大学卒業
略歴
平成6年5月 京都大学胸部疾患研究所・第1内科入局
(現 京都大学呼吸器内科)
平成7年6月 大阪府済生会中津病院呼吸器内科勤務
平成13年4月より大阪北ホームケアクリニック勤務
平成14年4月より同院 院長
現在に至る
活動
日本死の臨床研究会 近畿支部 支部長
エンドオブライフ・ケア協会 ファシリテーター
日本ホスピス緩和ケア協会・理事
もしバナ・マイスター
資格等
日本在宅医学会・認定専門医
「在宅における死別前と後のグリーフケア〜地域における対人支援について考える〜」
平成12年から在宅の世界に飛び込み、 たくさんの患者さんやご家族と出会い、
2000名以上の患者さんの人生の最終段階に関わって参りました。
その関わりの中で多くの学びを頂き、それを新たな関わりの糧としています。
在宅ケアにおいて大切なことは、 「家とは生活の場」であり、
その生活の場において、本人や家族のもつ苦しみに向き合い、穏やかになれること(支え)を共に見い出し、
それを大切にしていくことです。
本人や家族が生活の場で大切な時間を日々重ねていけるよう支援していくことができれば、
それが死別前のグリーフケアとなります。
その時に共に見出した支えは家族のグリーフケアの支援にもなります。
死別前の対人支援の方法は死別後の家族に対する対人支援にもなります。
対人支援についてこの講義で深め、地域で支援していくための課題や取り組みについて、
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。