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受講者の声 葬儀従事者コース

受講者の声

山口 慎一郎 様
株式会社明倫社
山口 慎一郎 様


今回のグリーフケア研修に参加させていただき、グリーフケアとはそもそもどのようなものなのか、グリーフケアを学ぶ事で普段の仕事にどの様に生かすことが出来るのか疑問と、どの様な方々がグリーフケアを学びに来られているのか研修内容など不安感を抱えておりました。

研修会場に着くと風情ある施設で少し緊張感が和らぐ感じがしました。
研修を一緒に受ける方々と簡単に自己紹介をし、普段から自分と同じ様な仕事をされている方々で少し安心しました。
一日目の樋口先生の研修では心理カウンセラーとしての立場で遺族様の心のケアをしていく手法や、遺族様の心の動き、人の多様性等を学びました、一つの物事や課題に対して皆で意見を述べたりしましたが、様々な意見が出て、答えがあるものもあれば、人の多様性ゆえに答えの無いことも人間を相手にしている以上あると言うことを学びました。
遺族様の心情というのは普段の人間の心情より繊細であり、完全に読み取る事は不可能だと先生はおっしゃっていました、その中で相手とのコミュニケーションやお話しをすることで情報を得る事の大切さと、相手の話をよく聴く事で相手を段階的に理解していく、完全には理解する事ができない中で相手の話を聞く事の大切さを学びました。

二日目の坂下先生の研修では先生自らの体験談をもとに遺族としての立場や視点からのお話しでした。
とてもリアルな視点で遺族様の心境等をお話しして頂き、私の職場でもよく接する事のあるパニックになっている状態の遺族様や、焦っている人の心がどの様な状態になっているか考えることができました。
また、お客様として接する方に当てはまる点がとても多くあり、葬儀社で働く者として普段の仕事の中で心のグリーフケアをする機会はとても沢山あると気づきました。自分が遺族様に出来る事、しないといけない事はまだまだ沢山あると実感しました。
今回のグリーフケア研修で思った事は、グリーフケアとは私達葬儀社が普段からしている事、遺族様に寄り添うという事だと思いました。
私は大切な人を亡くされた方々からすればただの他人でしかないですが、葬祭業に関わっていく者にしか出来ない事があると思います。自分に今何が出来るのか一人一人の遺族様の心中を考え続けていくことが大切な事を今回の研修で見直す機会になりました。また、同様に一番大切な事は人としてどうあるべきなのかというところと感じました。今回の研修で学んだ事を糧に自分自身の人間力を磨きこれからも遺族様に寄り添っていきたいと思いました。



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