講師・カウンセラー紹介 詳細
岩崎 順子
いのちの講演家
主な活動
肺がんを患った夫のターミナルを自宅で共に過ごし、家族で最期を看取った経験から、
いのち、人権、心、子ども、親子、高齢者、生と死、グリーフケア、認知症、災害を通しての絆、ご縁について全国で1000回以上講演
病院/医療/看護/介護施設/看護学校
幼稚園/保育所/小中学校/高等学校/大学
企業職員研修
市民講座/精神障害者家族会/自殺防止の会/虐待防止の会
遺族会、お寺/神社/教会など
著書・連載
『ガンが病気じゃなくなったとき』(青海社)
『み・ち mi・chi』(オフィス・コカワ)連載中
『緩和ケア』(青海社)にも原稿掲載
大切な方をなくされた後、グリーフ、後悔が残ります。もっとこうしてあげたらよかった、あのようなことをしなかったらよかった等々。私も夫が亡くなった後、とても後悔をしました。急な事故、病気、自死、亡くなり方もそれぞれ違う中、悲嘆にくれる方々とも沢山出会ってきました。色々なご縁をいただく中で、ようやく悲しみや後悔を味わってよかったと思えるようになりました。
一つは、自分が後悔したからこそ、後悔している方に「ガンバレ」などと言わずに寄り添うことができるということ。そしていつか悲しみをどなたかへの慈しみの心にかえて差し出すことができるということ。
もう一つは知らない方がなくなっても後悔はしない。大事な人だからこそ、後悔するのだと気付きました。後悔するということは、それだけ大切な人とこの世で出会えた証しでもあったのだと。
医療、看護、介護にかかわる方々とグリーフケアについて、一緒に考えていきたいと思います。