講師・カウンセラー紹介 詳細
羽多野 わか
重症心身障害児学園・病院 バルツァ・ゴーデル 院長
略歴
滋賀医科大学卒業
京都第一赤十字病院にて研修
京都府立医科大学小児科 専攻医
済生会京都府病院小児科 勤務を経て
2015年より大阪発達総合療育センター小児科勤務
2020年より東大寺福祉療育病院 小児神経科 勤務
重症心身障害児学園・病院 バルツァ・ゴーデル 院長
現在に至る
研修医時代に出会った成人のがん患者さん。互いに色々と話す中で、沢山の学びや気づきを頂きました。互いに人として向き合う貴重な時間が、魂の交流のようにも感じました。
その頃より緩和医療に興味をもち、小児科医として同分野に携わっていきたい、という思いから重症心身障害児・者医療に飛び込みました。
意思表出が難しい方の「尊厳を保ち、その人らしく生きるとは?」
「私らしく生きる、生ききるとは?」を私自身が常に自問自答させられる日々です。
「自分の最期をどのように感じ、人生を卒業したいか?」死から生をみつめることで後悔しない生き方をすること、また多職種で「その方らしく生きる」サポートをすることが、ご家族だけでなく医療スタッフのグリーフケアにもつながるように思います。
臨床での倫理的課題やアドバンスケアプランニング、多職種協働意思決定など小児緩和医療について皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。