講師・カウンセラー紹介 詳細
濵田裕子
第一薬科大学看護学部 教授
NPO法人福岡子どもホスピスプロジェクト代表理事
略歴
山口県下関市生まれ
聖路加看護大学（現聖路加国際大学）卒業、北海道医療大学大学院看護福祉学研究科修士課程修了、高知女子大学（現高知県立大学）大学院健康生活科学研究科博士後期課程修了（看護学博士）、
淀川キリスト教病院看護師（内科・ホスピス）、北海道大学医学部付属病院看護師（小児科）、札幌市豊平保健所非常勤保健師（訪問指導員）を経て看護教育に携わる。
北海道医療大学看護福祉学部助手、産業医科大学産業保健学部講師、九州大学大学院医学研究院准教授を経て現職。
九州大学在職中（2014年）にNPO法人福岡子どもホスピスプロジェクトを立ち上げ、重い病気や障がいがあってもゆたかに暮らせる社会をめざし、福岡に子どもホスピスを創るべく活動をし、小児緩和ケア、グリーフケアにも関わっている。
専門分野
小児看護学・家族看護学・小児緩和ケア・グリーフサポート・ビリーブメントケア
ナラティヴアプローチ
書籍
空にかかるはしご〜天使になった子どもと生きるグリーフサポートブック〜九州大学出版会、2017（編著）
輝く子どものいのち〜こどもホスピス・癒しと希望〜いのちのことば社、2015（共著）
小児の発達と看護、メディカ出版、2021（共著） など
主な所属学会
日本家族看護学会、日本グリーフ＆ビリーブメント学会、日本緩和医療学会、
日本小児看護学会、日本小児がん看護学会、日本新生児看護学会、
日本質的心理学会、小児保健協会、日本看護科学学会、日本看護研究学会
コメント
お子さんを亡くしたご家族を対象に、ビジュアル・ナラティブアプローチによるグリーフケアの実践研究や“空にかかるはしご〜グリーフの会”（分かち合いの会）を実施し、個別相談も受けながら、私自身がご家族から学ばせていただいています。ご家族から、グリーフは決して乗り越えるものでも、乗り越えられるものでもないことを教えていただきました。わかったつもりにはならないこと、100％わかることができないからこそ、わかろうと寄り添うことが大切なのだと思います。
小児のご遺族に関わる方は、可能であれば、24組のご家族の想いが詰まった“空にかかるはしご〜天使になった子どもと生きるグリーフサポートブック〜（九州大学出版会）をご覧いただけると幸いです。
