- ホーム
- 受講者の声
- 葬儀従事者コース 一覧
- 詳細
受講者の声 葬儀従事者コース
代表取締役 渡邊 寛人 様
ここ数年、ご遺族が求めるのは単なる葬儀式ではなく、葬儀は大切な人を亡くしてしまった悲しみをどう納得していくのかを模索したり、同じ気持ちでいる人々とこの悲しみを共有したり、そして自分が今後、亡くしてしまった人のいない世界でどうやって生きていくのかを見つけようとする場であったりするのではないかと強く思い始めていました。そんな時、私の思いをテーマにした京都グリーフケア協会に出会いました。
京都の鴨川に面した古民家を改築したロケーションはアカデミックな雰囲気に浸れ、授業は少人数で講師を囲み、その都度質問も出来、理解度を深めることができました。内容は学術的、実践的であり医療現場や遺族の立場、大学の研究者の立場と多様。進め方も講師により様々で、特に良かったのがチーム分けによるグループディスカッションやグループワークでした。グループワークは講義で聴いた内容を実際に行うことで自分の中に落とし込むことができました。中級、上級、そしてアドバンストコースに進むにつれより理解度も高まり、みるみる自分の知識になっていくのを実感しました。アドバンストコースまで行くと、グリーフケアを自社の職場に落とし込んだり、社外でグループワークを実践する演習も加わり更に為になりました。また、発表の場で一緒に授業を受けた仲間からの失敗談、成功例が自社内での研修に大いに役立ち、グリーフケアをともに考える仲間の重要性も感じました。あと、実践していることは、グリーフケアの立場に立った葬儀の構築と全社員にグリーフケアマインドを持つ為の育成をしています。それにより、今以上のお客様に寄り添った葬儀を提案しようと思っています。最後に、地域や会社でグリーフワークを実践する為に環境や場所を創造していきますが、自社単体で行うのではなく、いろいろな方々、いろいろな団体と一緒に行おうと思っています。その為にも先ず初級を全社員が受講しようと考えていますが、京都グリーフケア協会にも協力頂ければと思っています。