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受講者の声 葬儀従事者コース
代表取締役 竹内 雅浩 様
グリーフケアを学ぼうと思ったのは、今後の事業内容やサービスを考えた際、グリーフケアの必要性、重要性を感じたことが最大の理由でした。京都グリーフケア協会とのご縁は知人からの紹介です。HPを見てからは興味は更に膨らみました。すぐに申し込みをして初級受講から参加させていただくことになり、その後は中級、上級、アドバンストコースと「次」への期待が先行する感じで充実していきました。
今の葬儀業界、ハードという点では専用空間の建設や提供はもはやどこの会社でも進行形であり、今後は小規模空間であれ微増していくことが予想されます。当然ソフトという観点からも空間増加に伴う内容充実や進化的なサービス提供は生活者からは当然求められることでしょう。 そこでご遺族に対する「ケア」という点で、我々が提供できる可能性を考えた時に、プロの葬祭ディレクターが身につけておくべき知識やある種のマナーとして、グリーフケアはキーワードとなると考え、「まずは自身から始めよう」がきっかけでした。
講師の方々はどの方も、わかりやすく「素人」が受講するには非常に最適の顔ぶれだと感じました。親しみのわく、気さくな方が多く、先生と生徒という感覚よりも、素敵な仲間たちのような空間でアットホームというのが一番いい表現ではないでしょうか。
初級はグリーフケアの入門的な基礎知識をしっかりと学び、中級では初級の内容を反復しながら無理なく徐々に専門知識が習得でき、上級では更に高度な技法なども学ぶことができました。アドバンストコースでは上級までのステップが活かされ、自分が成長したのでは?と感じました。 特に良かったと感じたのは、どのコースも聴講だけではなく、ロールプレイを実践してより現実的な環境設定の中で受講できたという点でしょうか。このロールプレイを活用した実践型の内容は実に充実しており、これによりかなり修得ができたと思っています。これは京都グリーフケア協会の特徴と言えると思います。参加できて良かった、この一言に尽きます。
自分の立場は経営者トップという立場なので直接ご遺族と接する機会は限られています。 しかし自らが初級からアドバンストコースまで受講・参加して感じたことを社員スタッフに伝授することは可能です。即実践できたこととしては、社員教育で活用できた点にあります。自分も含め、ご遺族との信頼関係作りにおいては少し違う側面からも「ケア」が可能であるということに気づきました。また「ケア」ということだけではなく「接し方」という基本的な行動にも役立つようになり、ある意味これは進歩だと感じました。しかし、グリーフケアそのものを、葬儀という究極の現実の中で実践するにはまだまだ時間と経験が必要です。これからがスタートだと思っています。