受講者の声　葬儀従事者コース

「グリーフケア」に興味を抱いておられましたら、少しでも早い時期に、そして時間をかけて、学んで欲しいと思います。「一隅は不穏」。原因があっての結果、全ての心情・身上には小さな意味が有る事だと思います。
2013年8月、会社から「グリーフケアを勉強してみたら。貴方に合うと思うよ。」という一言をきっかけに「京都グリーフケア協会」の存在を知りました。 如何なものか？と思案の中、葬儀に対する今日の自分の心構えや心の有り様を問われているようで、今までとこれから先を内省する「ふり返り」の時間を頂き、正に歓宿縁を感じ、受講させていただきました。　
講義内容は初級より難しくどんどん深みに嵌って自信喪失。しかし、上級が修了した今は感謝しております。講師の先生方の、各専門分野の内容は大変魅力に富み、過ぎては集中講義ながらも飽きさせない。また内容も葬儀業界に照合して、即現場に活かせるように構成して頂き、濃密な内容を、平易にご教授いただきました。また、恵まれた環境に心配りの行き届いた施設、後方支援していただいたスタッフの方々のおもてなしの心に、心地よく充足感に満たされて学ぶ事ができました。
今後は「京都グリーフケア協会」を、これからも「グリーフケア」を学ぶ、私の拠り所として情報を求心させていただきたいと思っております。葬儀のお仕事はお陰さまの仕事です。亡くなられた人が他の誰でもなく、私を必然に選んで、「貴方に頼んだ。…有難う…。」と言ってもらえる、故人様から戴いた一期一会の仕事です。
「グリーフケア」は、葬儀の根幹を成す礎として発展していくものと思います。葬儀を正しく学んで葬儀を正しく伝えたい、という思いで日々努めておりますが、これからは死から生へのつなぎの教え「グリーフケア」を加えて、「葬儀はグリーフケア」を検証して、実践・提唱して学んで行きたいと思います。

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