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受講者の声 葬儀従事者コース
群馬葬祭部 副部長 湯浅 春代 様
1級葬祭ディレクター
私は群馬県にある冠婚葬祭業の会社に勤務しております。
所属部署は葬祭部です。社員教育、並びに社外研修なども担当させて頂いております。
私がグリーフケアを学ぼうと思ったきっかけは、「グリーフとは?」を知りたかったからです。
葬儀の現場では、慌ただしく時が流れています。まるで流れ作業と思わんばかりのスピードで、そんな光景を観るたびに、大切な方を亡くしたご遺族に我々が出来る事は無いのだろうか?
このままでよいのか?と葬儀の有り方に疑問を感じておりました。
当然、葬儀を執り行う担当者にとっては遺族に寄り添う事は大切な仕事です。
限られた故人との最期の時間を大切にして頂きたい、悔いのないお別れの時間を提供したいと感じているはずです。しかし「何か」が足りない・・・その答えを見つけらず時間だけが過ぎて行きました。
そんな時でしたグリーフと言う言葉を耳にしたのです。
「グリーフ?」グリーフとはどんな意味があるのだろうか?グリーフに対して興味を持ち、グリーフに関する情報を収集しました。その結果、京都グリーフケア協会「グリーフケア葬儀従事者コース」の講座を知りました。いま思えば不思議です。この講座を受講しなければ自身が抱えている問題を解決することはできないのだと、迷いも無く京都グリーフケア協会の葬儀従事者コースを選びました。
受講する度に多種多様の講師の方達の限りない深い知識に触れ、少人数制授業のスタイルも中味が濃い時間を受講生と共有する等、自分自身を振り返る時間となり「気づき」を得ることができました。
上級までの過程を終了し改めて葬儀社としての役割の重要性を認識できました。
死別悲嘆の状況にある遺族をさりげなくサポートするグリーフケアの取組みは近親者の「死」という場面に立ち会う葬儀社のもっとも大切なアフターサービスで有ることも理解できました。
また、グリーフケアは同じ時間を共有した葬儀社だからこそできることだと確信しました。
私自身が常に感じていた葬儀の場面での疑問は「グリーフケア」を学ぶことで新たな一歩となり自信を持って社員へ伝えて参りたいと思います。京都グリーフケア協会を通じ多くの出会いと「気づき」に今は溢れんばかりの感謝の気持ちで一杯です。