受講者の声 介護・福祉従事者コース
輝の杜事業部
介護支援専門員/介護福祉士
武方亜矢 様
特別養護老人ホームの介護職を経て現在は在宅の介護支援専門員(ケアマネジャー)として要介護の状態にある高齢者の方とそのご家族様と日々関わらせて頂いております。どうしても避けては通れない「最期の時」。近年最期を病院や施設ではなく住み慣れた自宅でと希望される方も増えてきています。色々な機関での研修も「エンドオブライフケア」「緩和ケア」「ターミナルケア」という言葉を多く目にするようになりました。最期の時間をどう寄り添っていくか。最期を迎えた後、残されたご家族様にどの様にお声掛けすればいいのか……。援助者としてどうあるべきなのか…….。悶々とした時間もありました。 そんな中「グリーフケア」という言葉を耳にする機会があり京都グリーフケア協会のホームページで専門的に学ぶことができる事を知りました。他にも1日セミナーなどを開催している所もありましたが、多種多様な講師の先生やゼミ形式での講義スタイルということが決定打となり介護・福祉従事者コース基礎級を受講しました。講師の先生のそれぞれの立場からのお話を聞かせて頂いて、グリーフに関する基礎的な知識はもちろんのこと、ご遺族の方の心情や対応の基本、感情労働と呼ばれている職についている自分自身のケアなどここには表現しきれない程の大きな学びや気付きを得る事ができた貴重な全6日間だったように思います。何か実践できているか問われれば何もできていないのが現状ではありますが自分の中で「芯」の様なものを持つことができたのではないかと思っております。