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2016/7/19
京都市内は祇園祭・後祭の鉾建てが行われています。

先日、祇園祭前祭の山鉾巡行が終わりました。
24日には後祭の山鉾巡行が予定されています。
各町は鉾建てで、賑わっています。
普段はあまり目にしない組み立て風景ですが、釘など使わず縄がらみと呼ばれる方法で組み立てられていきます。
こちらは、長い間休み鉾でしたが平成26年に巡行を再開した大船鉾。
今年は消失した龍頭も150年ぶりに新調されたようです。
今週も引き続き市内は賑やかになりそうですね。


2016/7/19
きょうと世界アルツハイマーデー 記念フォーラムが行われます。

平成28年9月19日(月・祝)、京都に認知症の当事者団体が集まり、パネルディスカッションが行われます。

ご興味のある方は、チラシをご参照ください。
URL
http://www.kyoto-griefcare.or.jp/strage/20160719.pdf

お申込みは、チラシ裏面下部の「お申込み・お問い合わせ先」欄をご覧ください。

当協会は、認知症をグリーフと関連して考えた時、今まで見知った方がまるでどこかに行ってしまったような一種の喪失であることから、介護福祉従事者コースで、当事者団体である公益社団法人 認知症の人と家族の会 京都支部 荒牧代表に講師をお願いしています。

概要:きょうと世界アルツハイマーデー 記念フォーラム

日時:9月19日(月・祝) 13:00〜16:10 (12:00開場)

開場:京都テルサホール 京都市南区東九条下殿田町70 京都府民総合交流プラザ内

定員:800名

参加費:無料


2016/7/18
2016年7月6日に開催されました「フューネラルビジネスシンポジウム 2016」で足利学先生に昨年に引き続き講演をして頂きました。

毎年パシフィコ横浜で1万人以上の集客がある葬儀業界に関係する企業が多数出展するフューネラルビジネス。
そのシンポジウムの講師に協会より足利先生に講演をお願いしました。
テーマは「葬儀従事者の遺族への声掛けに潜む危険性・グリーフケアを学ぶ大切さ」です。当日は大きなホールも満員で、協会受講者も多数お見えになっていたようです。
講演後、葬儀業界の協会受講生とお話をすると授業をしっかりと思い出せ、とても良い振り返りになったとのことでした。


2016/7/18
グリーフケアスクール 受講後の感想のご紹介

本日は、グリーフケアスクールのご紹介。

7月9日(土)は、グリーフケアスクール看護師・助産師コース基礎級、葬儀従事者コース中級の2つの講義が行われました。

看護コースの講師は、船戸正久先生(大阪発達総合療育センター副センター長/元淀川キリスト教病院副院長)。内容は、医療現場の臨床倫理学。侵襲的治療介入の差し控え、中止の基本的考え方や、胎児緩和ケア、児の看取り、アドバンスケアプランニングの重要性など。

葬儀コースは足利学先生(藍野大学医療保健学部教授/臨床心理士)。内容は、心理検査など各種のワークショップを通した、自らを知ることの大切さを知ることなど。

以下に、受講後のご感想を紹介します。

○看護師・助産師コース(船戸)
・多くの事例や資料に基づく講義でよく理解できた。医療・看護に対する概念が大きくゆさぶられる思いでした。事例及び実践されている現状を話していただけ、ケアリングを地域に活かしていきたいと思います。またその示唆を得ることもできました。

・症例も多くとても興味深く講義を聞かせていただきました。感動して涙が出るような内容もあり、今回の講義がモチベーションアップにも繋がりました。先生の話は聞きやすく、苦手と思っていた倫理に対しても今後学習を深められそうです。職場でも
ACP作成を目標としていきたいです。

・学生の時の実習以外に関わったことのない小児分野を知る事ができた。具体例やDVDなど提示していただけ資料も多く、分かりやすい言葉で話していただきました。
たくさん学んだので1つ1つ振り返り今後にいかしたい。

○葬儀従事者コース (足利)
・心理テストがあり、色々な事例を提示していただけわかりやすかった。時間が経つのが早く感じられた。

・会話のキャッチボールが楽しくできた。身近な話題、分かりやすい課題の中にも難しさがあった。普段の実践に繋げていきたい。

・自分自身を知ることができた。声のトーンがちょうどよく分かりやすかった。もう少し自分自身を見つめ直そうと思った。

グリーフケアスクールは、常時開講しています。
遠方の方でも来ていただきやすいように受講日の調整なども行っていますので、お気軽にご相談下さい。

当協会は、死、看取りに関わる専門職がグリーフについて学ぶことで、患者・家族・遺族のグリーフワークに良く影響し、その関係性自体が彼らと、そして専門職自身のケアになることを願っています。

講師のお二人、受講生の皆様、ありがとうございました。


2016/7/5
2016年度・第3回公開講座が「認知症の方と家族のグリーフ・グリーフケアとは」のテーマで開催されました。

2016年7月3日(日)京都グリーフケア協会にて、2016年度・第3回公開講座が開講されました。

講師は、藤田拓司先生(医療法人拓海会 理事長)です。

内容は、認知症の基礎知識、認知症の方の心理、告知された時のグリーフ・グリーフワーク、認知症の方の看取りなどの講義を踏まえ、映像を見ながらケーススタディなどが行われました。

参加者のアンケートを一部下記に抜粋します。

・現在の担当の方に6月に認知症と診断された方がおり、その方との関わりについて今回の講義を活かしてきたい。症例検討会の時に、今回の内容を報告し、スタッフ間で共有していく。

・認知症の基礎疾患別の症状による注意することを再確認することができた。ロールプレイの事例を通して声掛けの方法などを考えられる内容であった。

・少人数での講義で聴きやすかった。認知症やご家族の対応方法がわかった。グリーフケアを通して認知症についても学べた。認知症学習グループへの資料提供や話題提供ができ、認知症のある方と家族へのアプローチを皆で考えてみる。

・認知症から嚥下まで幅広いことが学べた。業務の中での患者さんとの関わりが広がり自信が持てそう。改めて在宅看護に進みたいと思った。

・グリーフケアをシンプルに考え直すことができた所が良かった。グリーフに併せて段階的に対応していくことが大事だと思った。認知障碍のある人が、どんな症状があるのかを理解して家族に説明することがグリーフケアになるかなと思った。

講師の藤田先生、受講生の皆様、ありがとうございました。


2016/6/28
2016年度・第2回公開講座が「複雑性悲嘆の理解と家族・遺族への支援」のテーマで開催されました。

2016年6月27日(日)京都グリーフケア協会にて、2016年度・第2回公開講座が開講されました。

講師は、瀬藤乃理子先生(甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 准教授)です。

内容は、悲嘆、複雑性悲嘆についての知識を整理し、その中で困難な状況にいる方への支援として専門家が行うことと、それ以外の人ができることにわけて、お話をいただきました。

参加者のアンケートを一部下記に抜粋します。

■複雑性悲嘆についての支援方法について学ぶことが出来て良かった。またセルフケアの大切さも学べた。伝達講習をして職場全体で知識を深めたいと思います。

■遺族の悲嘆に対してどのよな声掛けをしたり、対応したりしていいのか、相手を傷つけていないかなど、とても不安に思っていたので、まず悲嘆のことを理解することが大切、看護師側のセルフケア等について知る事で今後の遺族ケア時の参考になりました。看護師のセルフケアについて、他のスタッフに伝えていきたいと思います。遺族へ声を掛けるときに、今日習ったことを伝えられたらと思います。

■自分の限界を認める。解決できる部分、解決できない部分に分けることも大事なセルフケアと知った。

■わかりやすく説明してくださり、とてもよかった。伝達講習を行い情報を共有したい。

■遺族への対応がよくわかった。客観的に関わるということ、頭に入れて関わりたい。資料はスタッフで共有したいと思います。

講師の瀬藤先生、受講生の皆様、ありがとうございました。


2016/6/16
事務局不在のお知らせ

第21回日本緩和医療学会学術集会に参加するため、6月17日(金)・18日(土)は終日不在となります。
ご不便をおかけしますが、ご容赦いただきますようよろしくお願い致します。


2016/6/6
2016年度・第1回公開講座が「産科・NICUでの別れと悲しみを支えるかかわり」のテーマで開催されました。

2016年5月29日(日)京都グリーフケア協会にて、2016年度・第1回公開講座が開講されました。

講師は、坂下裕子さん(こども遺族の会「小さないのち」代表)です。

周産期特有のグリーフとそのかかわりについて文献・体験者の声をもとに考えながら、非言語によるケアの一つとして赤ちゃんの背丈に合う産着を作成する講義でした。

参加者のアンケートを一部下記に抜粋します。

■グリーフケアは軽減ではなく、しっかり深く悲しめるように支えること、と講義されたことがよくわかりました。また、どんな場面でも親子になってからお別れしてもらうという所も腑に落ちました。産着を作る事ができて、本当に良かったです。お母さん、お父さんと一緒に作りたいと思います。また勉強会をNICUだけでなく産科病棟も含めてしてきたいと思います。

■お母さんと一緒に作ることのできる産着を実際に作ってみて、その大切さがわかりました。熱い思いを持った先生、他受講者の方々との出会いがあって、これからもっと学んで寄り添っていこうと思えました。産着の制作を通したケアは、職場のスタッフや先生も理解してくれると思うので情報共有を行い、病棟で実際に行っていけると思います。

■何を言ったらいいのか…と毎回思っていましたが、言葉の無意味さ、沈黙と姿勢の大切さがわかりました。グリーフケアに慣れたくはないけど、しっかり向き合える助産師になりたいです。産着の制作はすぐにでもできそうで、職場にはグリーフケアに熱心なスタッフが集まっているので、伝達講習をしたいと思います。

■まずは相手の気持ちを認めることから始めていこうと思った。言葉以外の非言語コミュニケーションの重要性を理解できた、関わりの時に大事にしようと思う。

講師の坂下さん、受講生の皆様、ありがとうございました。


2016/5/16
グリーフケアスクール 介護・福祉従事者コース 第1期を開講しました。

平成28年5月14日(土)・15日(日)、2日間にわたってグリーフケアスクール 介護・福祉従事者コース初級 第1期を開講しました。

グリーフケアスクール介護・福祉従事者コース基礎級は、2013年4月より開始しました。

施設や在宅での看取りが増えるとされる今後、利用者・家族、そして援助職自身のグリーフケアのために、現場での実践を意識しながらカリキュラムを構築しました。

そして、この2016年4月からは、介護・福祉職の皆様により受講していただきやすいように日程・受講料を変更しました。

今回は、CM、CW、SW、HHの方々がお越しでした。

講師は、足利学先生(藍野大学 医療保健学部 作業療法学科教授(臨床心理学)・白山宏人先生(大阪北ホームケアクリニック院長・在宅医)の2名です。

様々な喪失やグリーフ反応などグリーフ概論に加え、利用者の生前から悲嘆・グリーフワークを意識した関わり、セルフケア、利用者・ご家族とのコミュニケーションなど、ワークショップやロールプレイなどを交えながら学んで頂きました。

受講者のご感想からは
足利先生
・講義の展開やロールプレイの進行もスムーズでストレスを感じず、あれ、もう時間がきたのかと終わりが早く感じました。知識や技術より、考え方を学ぶことができ応用できるように感じました。

・コミュニケーションを妨げる私自身の枠組みを知る事ができました。介護だけではなく今社会問題になっている引きこもり、うつについての情報を聞くこともできました。私はメランコリー親和型性格に80%あてはまるようなので、セルフケアを心掛けたいと思います。

・ロールプレイの演習があり、非常に勉強になったし楽しかった。その学びが、直接現場で活用できると感じた。心理学の話をされたがわかりやすく説明して下さったので理解でき幅が広がった。

・話のテンポがよく聞きやすかった。質問もたくさん聞いて頂けた。補足してくださり、その時、その場で質問を受けて下さるので一つずつ理解して進めた。ロールプレイは緊張したが、良い点悪い点もわかりその点を意識して次から利用者さん、患者さん、家族さんに関わっていけると思いました。

白山先生
・ロールプレイをする中で自分の中で明確になっていくことがあった。利用者さんと話す中で意識でき活用できそう。どんどん告知していってほしい。

・ビデオを見せてもらうことでとても理解しやすかったと思います。ゆっくりとかみくだいて話して下さり、よく内容が理解できました。理解してくれたと思ってもらうための聴き方・反復は家族さんとの会話の中でとても重要だと仕事場に持ち帰りたいと思います。

・DVDを観る事でイメージがしっかりできた。ロールプレイをしたことで今後、実際の場面で意識することができるかなと思いました。

・Drの立場から内容の濃い話を聴けてよかったです。内容は濃いですが、わかりやすい言葉で説明していただき、資料も丁寧に作ってあり良かったです。

等のコメントをいただきました。

次回の初級第2回は、8月6日(土)・8月7日(日)となります。

ターミナルケア・看取りケア・死別後にかけたグリーフ、介護・福祉職自身のセルフケア、利用者・家族のグリーフを意識したコミュニケーションなどにご興味のある方は、受講をご検討いただけましたら幸いです。

受講者の皆様、講師のお二人、長時間お疲れ様でございました。


2016/5/13
おくどさんで米を炊きました

京都グリーフ協会に大きなおくどさんが2つあるのを皆さんはご存じですか。古い町家をリノベートする際にどうしても作りたかったので、数少ない専門業者さんにお願いしてつくりあげた本物です。さすがに燃料は薪と言うわけにはいきませんが5年後しで祈願達成です!美味しそうです。皆様にもいつか食べてもらおうと思います。


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