グリーフケアスクール
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介護・福祉従事者さま向け カリキュラム・スケジュール

初級(介護・福祉従事者さま向け)

高齢者施設での看取りとグリーフケア

グリーフケアは「死別後のケア」と「看取り前のケア」の両方が大切です。
初級では、グリーフケアの知識や姿勢を、どのように高齢者施設で実践するかを学びます。講師は、積極的に看取り介護に取り組み、現場経験豊富な高齢者施設の施設長と、実際に死別を経験し遺族会を運営する遺族会代表の2名。生活を支え、その人らしさを尊重する介護福祉職ならではの、看取りケアとグリーフケア実践を考えます。

■カリキュラム

初級
月2日間、1カ月の講義です。(総計2日間)
※講師及びテーマ変更があり得ますのでご了承ください。
スケジュール詳細は下記「■スケジュール」をご覧ください

内容
坂下 裕子 「グリーフケアにつながる関わりのあり方」
グリーフは、死別に限らず辛い喪失に伴ってさまざまに生じます。本コースではそうした基本的な理論をおさえていきますが、その前に、実は日常の中にグリーフケアのヒントがたくさん隠れていることに触れようと思います。それは何気ない言葉かけにも、思いやりのつもりでとっている行動の中にも見え隠れします。また、ケアの勉強と同じくらい大切なのが、自分を知ることです。いくら知識を蓄えても、知らず知らずに裏目に出る行動を取っていては、せっかくの知識が生かせないからです。 当日は、利用者さんやご家族との対話のありかた(言葉のはたらき、話の聴きかた)を重点的に進めていきますが、さらに手前にあるものも大事に扱おうと思います。そうして皆さんにどのように降りかかるか分からないクレームさえも、ケアの域に移行できるくらいの行動のありようについて考えていきたいと思います。
西久保 孝子 昨今は、病院だけでなく施設や住み慣れた自宅で、介護専門職のサポートを受けながら旅立ちの時を迎える方が増えています。高齢者介護の現場では、こうした最期の時まで“その人らしさ”を尊重しながら日常生活全般のサポートをしています。 看取りの過程では、ご本人をはじめ、ご家族(介護者)の様々な“ゆらぎ”や“葛藤”に直面することがあり、スタッフ自身も支援の在り方に不安や迷いを抱えていることが少なくありません。それら気持ちのゆらぎへの寄り添い方や、看取りに至るまでの関わり方そのものがグリーフケアになるのだと思っています。ご本人とそのご家族にとって「良い最期だった」と思ってもらえるような看取り方をしていくための“日ごろからの関わり方”を、この講座を通して一緒に学んでいきたいと思います。

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■スケジュール

初級
 授業時間(土曜日・日曜日 10:00 〜 17:00)

コース 第1回
(水)
坂下
第2回
(木)
西久保
基礎 第23期 9/16 9/17
第24期 12/9 12/10
第25期 2/10 2/11
  • ※講師については止むを得ず変更ありますことご了承ください。
  • ※お仕事のご都合等でスケジュール通りに受講が難しい場合は、別の期のクールで受講調整させていただきます。 受講日程はできるだけご希望に沿うよう調整いたしますので協会事務局までご相談ください。
  • ※少人数授業となっております。既に定員を満たしている場合はご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
  • ※1 第8期は講義曜日が異なります。

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ご不明な点がございましたら、ホームページのお問い合わせフォーム又はお電話にてお問い合わせください。

電話番号:075-741-7114(代表)
営業時間:10:00〜17:00